原状回復費用の勘定科目

この記事のまとめ
- 退去時の原状回復は「修繕費」が一般的
- 修繕費か資本的支出かは金額などで判断
- 敷金から差し引かれた分も費用として記帳
原状回復費用の勘定科目
退去するときに、いまの部屋を元に戻して明け渡す(原状回復)工事の費用です。元の状態に戻すための支出なので、「修繕費」で記帳するのが一般的です。
修繕費と資本的支出の区切り
建物の価値を高める工事は「資本的支出」として、何年かに分けて費用にします。国税庁の説明では、次の場合は修繕費にできます。
退去のための原状回復は、価値を高める工事ではないため、修繕費として扱われることが多い費用です。
敷金から差し引かれたとき
- 退去の精算書で、差し引かれた原状回復の費用を確認する
- 差し引かれた額を修繕費、残りを返ってきた敷金として記帳する
- 差入保証金(資産)の残りをゼロにする
残っている内装の扱い
退去で撤去する内装や設備に、まだ帳簿の金額が残っていることがあります。撤去した分は、残りの金額を除却損として整理するのが一般的です。
確認しておくこと
- 工事の見積書の内訳(撤去・補修・清掃)
- 敷金から差し引く取り決めの有無
- 工事が終わる時期と、決算の時期
迷うときは、税理士に確認すると安心です。
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写真:OFFICEMILL取材/イラスト:unDraw(MIT License)/図:iten.com編集部
