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本社移転のニュースから読む(2026年秋)

更新日 / 編集 OFFICEMILL編集部

QVCジャパンのオフィス
OFFICEMILLが取材したQVCジャパンのオフィス

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この記事のまとめ

  • 移転の理由は「集約」「成長」「新しいビル」が多い
  • 上場企業は適時開示で移転先と時期を知らせる
  • 発表から移転まで1年近くかかる例もある

会社が本社を移すとき、上場している会社は「適時開示」という形で、株主や投資家に向けてお知らせを出します。上場していない会社も、プレスリリースやホームページでお知らせすることが多いです。

ほかの会社のお知らせを読むと、「どんな理由で移るのか」「どれくらい前から準備するのか」がよくわかります。たとえるなら、引っ越しを考えている人が、ご近所さんの引っ越しの話を聞いて段取りの参考にするようなものです。

2026年に本社を移す・移した4社

ここでは、2026年の発表、または2026年に移転する4社を、各社の公式の発表文に書かれている内容だけで並べました。

会社 発表日 移転先 移転の時期
リゾートトラスト 2026年9月10日 栄トリッドスクエア(名古屋市中区新栄町) 9月24日から順次移り、10月5日に移転完了・業務開始の予定
Smile Holdings 2026年9月24日 東京都港区北青山二丁目 未定(2027年3月31日までの取締役会で決める)
ARK CONSULTING 2026年4月20日 アーク森ビル17階(東京都港区赤坂) 2026年4月1日に移転、5月15日に新オフィスで業務開始
テノックス 2025年10月30日 住友芝公園ビル(東京都港区芝) 2026年度の第2四半期中の予定

それぞれの移転の理由

リゾートトラスト:名古屋の本社を栄地区へ

2025年12月19日に出した「名古屋本社移転に関するお知らせ」のとおり、本社の機能を名古屋市の栄地区へ移すと発表しています。2026年9月の発表では、移転の完了日を知らせました。1回の発表で終わらず、「移転を決めた」「移転の日が決まった」と、2回に分けて知らせているのがわかります。

Smile Holdings:グループの本社を1か所に集める

会社とグループ会社の本社の機能を、同じ場所に集めるための移転です。発表文では、離れていることでの不便をなくしてグループの中の連絡をしやすくすること、ばらばらだった管理の仕事や設備をまとめて効率を上げることが理由に挙げられています。移転の費用は、すでに今期の業績予想に入れてあるとしています。

ARK CONSULTING:事業の拡大と組織の成長に備える

設立7年目の節目に、「事業拡大および今後の組織成長を見据え」て移転したと発表しています。新しいオフィスでは、社員が働きやすい環境と、お客さまやパートナー企業との打ち合わせのしやすさを目指しています。

テノックス:建て替えが進むビルへ

建て替えのプロジェクトが進む住友芝公園ビルへ本社を移すと発表しています。事業の拡大や新しい事業への挑戦に備えること、新しい価値を育てる場としてのオフィスをつくることを理由に挙げています。

4社のお知らせから読めること

  • 理由は大きく3つ。グループや部署を1か所に集める「集約」、人が増えることに備える「成長」、新しいビルや便利な場所に移る「立地・建物」です。移転の理由の考え方は「オフィス移転の理由とメリット」の記事でも整理しています。
  • 発表は早め。テノックスは移転の1年ほど前、リゾートトラストは移転を決めた発表から完了まで1年近くあけています。大きな会社ほど、早くから準備していることがわかります。
  • 日にちは「予定」で出してよい。Smile Holdingsのように、移転の日がまだ決まっていない段階で発表し、決まったらあらためて知らせる例もあります。
  • 費用の扱いも書く。上場企業は、移転の費用が業績にどう響くかも書いています。

自社のお知らせに活かすこと

  1. 移転の理由を、ひとことで言えるように決めておく
  2. 新しい住所とビル名、業務を始める日をはっきり書く
  3. 日にちが決まっていないことは「予定」「決まりしだいお知らせします」と書く
  4. 取引先・お客さま・社内と、相手ごとにお知らせを出し分ける

お知らせの書き方は「移転のお知らせ文のテンプレート」や「Webサイトに載せる移転のお知らせ」の記事でくわしく紹介しています。

よくある質問

  • 上場していない会社も、本社移転を発表しないといけない? 適時開示は上場企業のルールです。上場していない会社は、取引先へのお知らせやホームページへの掲載で十分なことが多いです。
  • お知らせはいつ出せばよい? 新しい住所と移転日が決まってから出します。出す順番は「移転のお知らせはいつ出す?」の記事で紹介しています。
  • この記事の内容は変わることがある? 各社の移転の予定は変わることがあります。最新の情報は、各社の公式の発表で確かめてください。
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出典

  1. リゾートトラスト 本社移転に関する適時開示(2026年9月10日)
  2. Smile Holdings 本社移転に関する適時開示(2026年9月24日)
  3. ARK CONSULTING 本社移転のお知らせ(PR TIMES、2026年4月20日)
  4. テノックス「本社移転に関するお知らせ」(PR TIMES、2025年10月30日)

写真:OFFICEMILL取材/イラスト:unDraw(MIT License)

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